社員研修【2017年 ベトナム 1日目】 [お知らせ]
昨年は”増税”の影響を受け、社員研修が出来なく大変残念でした。そんな社員達の気持ちを察し、今年は社員研修に行こう!と、社長の一言で行って参りました
今年の研修先は『ベトナム』です。
まずは、研修期間中にショールームにご来店されたお客様には、
十分な対応が出来なかった事をお詫びいたします。
出発当日は、土曜日(6/20)だったので、夕方まで目一杯それぞれ
仕事をしてからの出発となりました。
高崎駅にPM8:45集合~羽田空港
羽田空港には、旅の無事を祈ってくれているような
色鮮やかなアジサイが咲いていました。
羽田発 AM1:25 JL079
約6時間のフライトです。
ただただ寝て、到着を待つばかり。
ベトナム:ホーチミン着 AM5:15
季節は雨季。
しかも、台風が近づいている様なので、空はご覧のとおり曇り空。
空港から、ひとまず荷物をホテルに預けてから、ツアースタートです。
”ベトナム”と言えば、やっぱりこの光景ですね。まさに”バイク天国”
インフラ事情によるところが大きくて、ベトナムではまだ電車はなく、
長距離移動では列車、及び寝台バスが主流。
電車がなければ移動手段はバスか車、バイクに限られる。
しかも、車の免許をとるよりもかなり短時間にバイクの免許が
取れるので、バイクが多いようです。
どこを見てもバイク、バイク、バイク……。年配のおばさんが買い物袋をぶら下げて
悠々と125ccのMTバイクを乗り回している。
また小さな子供を乗せて3人乗り、4人乗りといった光景も。
犬だって慣れたものですね(^^;)
一日目のツアー参加時間まで少々、時間があったのでまずはお茶でも・・・
で、ここ↓
とりあえず、”スタバ”なら英語も通じるであろうし、安全そうなので。
入口には”警備員さん”が立っていました。
定番の”アイスコーヒー”と、日本のスタバでは見た事のなかった
”ハム&チーズ入りクロワッサン”を注文しました。
アイスコーヒーは万国共通の味で、安心しました。
クロワッサンが、想像以上に美味しかったです。
まったりとお茶を楽しんでいた席の横を見ると・・・
雨漏りしてました(@@)
一息ついて、朝のホーチミンの街を散歩。
国立劇場で行われる舞台に使う物らしいです。
少しだけホーチミンの街を散策し、さてこれからが本日の
ツアーの開始です。
まず、”ベトナム”について知る上ではベトナム戦争(1965~1975)
は欠かすことが出来ない大きな出来事です。
ベトナム戦争とは、第二次世界大戦後に、それまで占領されて
いたフランスの支配からようやく脱しにもかかわらず、北ベトナムと
南ベトナムに分断されてしまったベトナムが統一した祖国を
取り戻そうした戦いです。
またその一方、北ベトナムを支配する社会主義国の旧ソ連・中国
と南ベトナムを支援して影響を拡大させようとするアメリカとの
覇権を巡る大国どうしの戦いでもありました。
ベトナム戦争という時には、トンキン湾事件以降の、
北ベトナム軍および南ベトナム人民解放民族戦線
と、アメリカおよび南ベトナム軍との戦争を指すそうです。
これから参加する”クチの地下トンネル”は、アメリカ軍の空爆に
ゲリラ作戦で対抗する為にクチの地下に張り廻らされた地下トンネル
を見学するツアーです。
見学場所の入口には、こんな展示物が↓
職業病ですね・・・縦型ブラインドが気になって・・・
入口のお土産屋さんには、こんな可愛らしいお人形。
ちょっと心が和みます。
チケットのシールを貼ってもらって。
いざ!ジャングルへ。
まず最初に、11年の長い長い戦争の説明のビデオを鑑賞。
枯れ葉。
の下から人が
隠れ穴から、アメリカ軍を攻撃したそうです。
地雷に触れ動けなくなったアメリカ軍の戦車。
その前で、集合写真。
クチトンネルは、ホーチミン市の西北70kmほどの距離にあり、南ベトナム民族解放戦線(いわゆるべトコン)の有力な拠点でした。ここでの堅固な抵抗が、ベトナムに勝利をもたらした要因の一つといわれています。そして今では、ベトナム解放勢力の英雄的象徴とされています。
このトンネルは、一見何の変哲もない雑木林の下に掘られています。それはまるで、蟻の巣のようにはりめぐらされ全長は実に200キロメートルにも及びます。
そのうち僅か10メートルほどですが、見学用として実際に入ることができます。
中は人大人が身をかがめて、這うようにしてやっと進めるくらいです。もちろん完全武装の大柄な米兵ではとても入れないでしょう。それでも見学用に元より少し広げたとのことでした。
落とし穴。
その内部には尖った鉄の棒が・・・
こんな雑木林の下にトンネルが彫られています。
こんな大きなムカデがあちこちにいました。(><)
トンネルの入り口。
アメリカ兵を恐怖に陥れた数々の罠の展示です。
あっ!!
足が・・・
この展示パネルの絵がなぜか面白くて。
当時村民たちは、このトンネルの中に潜みながら、生活を続けていました。そこには学校や病院、市場もあり、弾丸、地雷などの武器や、軍服なども製造していました。もちろん食料も自足自給です。村一丸となって、生活しながら戦っていたことがうかがえます。
履物は、古タイヤから作ったゴムぞうり
当時の兵士たちを再現した人形。
実弾を撃つ体験をしている方がいました。
凄まじい爆音で、怖かったです。
実際にトンネル内に入ってみました。
トンネルは一人が通るのがやっとな狭さ。
歩くことさえできずに腰をかがめないと通れない位狭い。
中は暑くて息苦しく、通路の途中は真っ暗で自分がどこに
進んでいるのかわからないほどでした。
やっと地上に出られる。
しかし急勾配な階段で、地上に出たとたんに膝も腰もガクガクでした。
ムカデも大きかったけど、竹も大きくて太い。
休憩に、”タロイモ”とお茶。
お土産屋の小屋です。
横壁の数枚は窓になっていました。
ビール缶のリサイクル。
このツアーで貴重な体験をさせて頂きました。
当時の凄惨な戦いをガイドさんに解説して頂き、現在の穏やかな時代を
改めて実感しました。
クチからホーチミンに帰る途中の風景は、日本の古き良き時代を
思わせます。
ホーチミンに戻って、ランチタイムです
出発前から気になっていた、ベトナムビールの定番。
日本では「バーバーバー」の名前が一般的だが、現地では「バーバー」と呼ぶことが多いそう。このビールの原型となったビールが33(バーバー)で、その後続品として位置づけられるこちらが333だとか。)
生春巻き。
ベトナムと言えば、”フォー”でしょ。
パクチーが苦手なスタッフも、これは美味しいと食べられました。
お腹も満たされ、夜のツアーまでの空き時間にホーチミンの街を散策。
美しいモデルさんが、何かの撮影をしていました。
噴水が涼しそう。
ベトナムの宿泊ホテルの吹き抜けです。
”ホテル ルネッサンスリバーサイド”です。
さて、夜のツアーは”水上人形劇観賞”です。
千年の歴史を持つベトナム伝統芸能「水上人形劇」。元来、農民たちの間で、農作業の合間に豊作を祈って行われていた地方の娯楽でした。本場はハノイで、ホーチミンではなかなか見ることができなかったのですが、2007年に専用劇場がオープンして以来連日賑わうほどだそうです。
入口の人形が、すでに笑いをとっています。
ベトナム語が分からなくても、ベトナム伝統楽器の音色や水中で操られる人形のコミカルな動き
に終始笑いっぱなしでした。
劇の終盤には、ドラゴンが花火を吹いたりと十分と楽しみました。
笑い過ぎてお腹もペコペコで、本日最後のツアーは”ディナークルーズ”です。
デジカメの性能が低すぎて、船が上手く撮れませんでした。
船内は、全体的に木製のインテリアで落ち着いた雰囲気ですが、
装飾品にゴールドを使ったり、カーテンも華やかなプリント柄だったりで
豪華な船内でした。
出航と同時に、お料理が次々と運ばれてきます。
サラダから始まり、川魚、お肉・・・・どれもこれも美味美味。
ただ、写真が上手く撮れなくてお料理の写真は割愛させて頂きます。
美味しい料理を堪能していると、突然目の前で”マジックショー”が始まりました。
マジシャンがロープを切ったり繋げたり、増えたり消えたりと、次々とマジックが
行われました。
手には何も入っていないはずだったのに・・・・
あら?不思議?
握った手の中に”ボール”が現れました
マジシャンが去ると、次は歌と踊りのショーが始まります。
ベトナムの伝統楽器のダン・バウは、古くからのベトナムの民族楽器で、一本弦の琴。独特の構造と奏法をしており世界的にも珍しい琴です。
竹のせせらぎ、一滴の滴、風の高鳴りの音色はベトナムの大地に染み込んだ悠久の歴史とロマンを感じさせてくれます。
その他のニ胡(ダン・ニー)やダン・グッドと呼ばれる月琴の音色も加わって素朴で済んだ音色。ベトナムの民族音楽の奥深さを聞かれてくれる演奏でした。
その素敵な音色と共に、美しい踊り子さんの優美な舞いは素晴らしかったです。
私達が日本人だというのが分ると日本の歌を演奏してくれました。
まさにエンターテーメントが詰まった国。ベトナム。
日本から出発してから丸一日半。長い初日でした。
初日の美しい夜景を楽しみながら、就寝する事となります。